法月綸太郎シリーズ最新4編「法月綸太郎の不覚」法月綸太郎著

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「法月綸太郎の不覚」法月綸太郎著

 ルポライターの松岡招吉が、前の入居者が首吊り自殺したという古いアパートに入居した。金に困っていたため呪いなど気にせず、格安物件に飛びついたらしい。興味をもった同業の飯田才蔵が取材を申し込んだが断られた。

 その松岡が同じ死に方で発見された。死後数日たっているので自殺か他殺かはっきりしない。松岡はクローゼットの取っ手に紐を結び、土下座するような格好で死んでいた。現場は密室状態だったが、遺体の後頭部に殴打された痕があり、偽装自殺と判明。さらに、そのアパートで以前、首吊り自殺があったということもガセネタだった。(「心理的瑕疵あり」)

 法月綸太郎シリーズ最新作4編。

(講談社 2090円)

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