中咽頭がんで余命1年の芸人は「消えた」と報告…免疫チェックポイント阻害剤が劇的に効く条件
「ご報告 がん治療をストップすることになりました。がん…消えてました」
自らのXに投稿したのは、お笑い芸人のイーグル76さんです。中咽頭がんが肺に転移していてステージ4との診断をうけて治療に取り組んでいたところ、キイトルーダがとても効き、画像上のがんが消えたとのことで喜びを語っています。「余命1年程度」といわれたそうですから、喜びを爆発させるのも当然でしょう。
ステージ4で遠隔転移があると、従来の抗がん剤では、劇的によくなることはほとんど期待できませんでした。しかし、キイトルーダをはじめとする免疫チェックポイント阻害剤は、抗がん剤が効かなくても、効果を発揮するタイプの方だと劇的によくなることが珍しくありません。
どんな方がよく効くかを説明する前に、簡単にキイトルーダの仕組みを紹介しましょう。がん細胞の表面にあるPD-L1というタンパク質は、免疫細胞のT細胞にあるPD-1と結合することで、免疫細胞からの攻撃を免れるような仕組みを構築します。簡単にいうと、免疫にブレーキがかかるのです。


















