超人気「モナリザ」専用スペースで混雑緩和へ ルーブル美術館の大規模改装計画に大注目
フランス文化省は5月18日、ルーブル美術館の大規模改装計画の国際建築コンペで、建築事務所「スタジオズ・アーキテクチュア・パリ」と「セルドルフ・アーキテクツ」の共同チームを最優秀案に選定したと発表した。この改装計画で最も注目を集めているのが、レオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」の専用展示スペースを設けること。
現在、世界で最も有名な絵画であるモナリザには、毎日約2万人もの鑑賞者が訪れ、スペースの混雑が深刻な問題となっている。約3000平方メートルの新スペースでは、専用ルートで他の展示室を通らずに鑑賞可能になる。これにより、モナリザ目的の来館者と他の作品を目的とする来館者の動線を分離し、全体の混雑を緩和する。
ルーブル美術館の大規模改装の工費は1000億円規模で、ルーブル宮殿の中庭の「ルーブル・ピラミッド」建設以来約40年ぶり。技術的近代化、耐震・セキュリティー強化、気候変動対応を含む持続可能な整備が求められている。過去に水漏れによる作品被害や装飾品の窃盗事件なども発生しており、施設の老朽化対策が急務となっていた。


















