巨人「中南米発掘プロジェクト生」ティマが支配下登録 阿部慎之助が見いだした大砲候補への期待と思惑

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「6年間、長い道のりだった」

 巨人のフリアン・ティマ(21)が25日、支配下契約を結び、都内の球団事務所で会見。「支配下になりました。これから一軍で頑張ります」と日本語であいさつし、真っ白な歯を見せた。

 194センチ、106キロの体格を生かした飛距離が自慢。ドミニカ共和国出身の大砲は今季、二軍戦で打率.303、3本塁打とアピールを続けていた。

 15歳の時、故郷のドミニカで巨人が行ったトライアウトを受験。現地で直接視察した阿部慎之助監督(47=当時二軍監督)が合格を決めた。21年に育成契約を結び、24年にイースタン2位の15本塁打、昨季は二軍で4月までに5本塁打と活躍を見せたものの、支配下登録は見送られた。さる巨人OBがこう言った。

「ドミニカやベネズエラから10代の若い外国人選手を発掘して育てるという球団を挙げたプロジェクトの初期の選手。ティマが6年目を迎え、今後のプロジェクトのためにも、その成果をアピールしたい球団の思惑も支配下契約を後押ししたようです。基本的に三軍で育成してきたが、当初は気分にむらっけがあって、三軍の首脳陣は手を焼いていた。試合で活躍した後に褒められると、練習をやらなくなる。調子に乗っちゃうんです。逆に打てなかったり、コーチに怒られたりすると、発奮して練習をやる。ただ、24年から矢野打撃コーチがティマを指導するようになり、格段に確実性がアップ。もともと、当たった時の飛距離にはすごいものがある。まだ成長途中とはいえ、魅力はあります」

 チーム打率、得点はいずれもリーグ5位。主砲の岡本和真がメジャーに流出した穴は大きく、得点力不足解消のため、阿部監督が決断した。

 DH制が導入される交流戦の起爆剤にしたい構えだ。

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