つまり、選手本人、家族、代理人、高校指導者が目を凝らしているのは「契約金と年俸をいくらもらえるか」だけではない。「どの球団なら本当に育つのか」「何年間で支配下契約を結べるのか」「一軍まで押し上げた実績があるのか」といったことも、球団選びの重要な判断材料になりつつある。
その意味でも、孫を一軍戦力へ育てた日本ハムに続き、オリックスが陳をどう育てるか。ソフトバンクの張も支配下まで到達した。台湾の金の卵を巡るNPB各球団の争奪戦がさらに激しくなる中、彼らの「成否」は台湾アマ選手の進路選択にも直結することになる。