台湾の金の卵が日本プロ球団を“品定め” 判断基準は「カネ」だけじゃない
日本球団による台湾アマ球界の「金の卵」争奪戦が激しさを増している。
23年に日本ハムが孫易磊(21)を獲得したのに続き、24年以降も巨人が黄錦豪(20)、ヤクルトが徐翔聖(20)、楽天が蕭齊(20)、ソフトバンクが張峻瑋(20)、オリックスが陳睦衡(20)と、台湾の高校球界などから有望株を相次いで育成選手として獲得。台湾の通信社である中央通訊社によれば、近年は日本のプロ野球球団による台湾の若手獲得が活発化しているという。
その陳が25日のソフトバンク戦で来日初登板を果たした。1回途中でKOされたものの、台湾の名門・穀保家商時代には、U18アジア選手権で日本戦に先発して4回無安打無失点、韓国戦でも5回3分の1を無失点と好投。大会後には日米の複数球団が獲得に関心を示した。
そんななか、陳が選んだのはオリックスだった。決め手のひとつが「育成力」だ。
前出の中央通訊社によれば、陳は進路を決める際、契約条件だけでなくトレーニング環境を重視。日本の育成方法は科学的に進んでいるとの印象を持ち、先に日本へ渡った台湾人選手にも話を聞いた。その上で、山本由伸ら多くの好投手を輩出してきたオリックスについて、投手育成に優れた球団と判断したという。入団前には約2週間、秋季練習にも参加し、施設や練習方法を自ら確認している。


















