「スパイたちの遺産」ジョン・ル・カレ著、加賀山卓朗訳

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 フランスの片田舎で引退生活を送っていた元スパイのピーター・ギラムは、英国情報部に呼び出された。

 受付で身につけているすべての金属をはずしてトレーに入れ、探知機で体を検査されて最上階へ。法務課長のバニーに、冷戦のさなかにピーターが関わった〈ウィンドフォール〉作戦で、仲間のアレックスとエリザベスが東ドイツ側に射殺されたことについて尋問される。アレックスの息子とエリザベスの娘が、2人が射殺された責任は英国情報部にあると、訴訟をもくろんでいるという。シュタージはモスクワ・センターからピーターらの氏名を手に入れた。そしてモスクワ・センターは英国情報部から探り出したのだ。

「寒い国から帰ってきたスパイ」の続編。

(早川書房 2000円+税)

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