「ファンダム・レボリューション」ゾーイ・フラード=ブラナー&アーロン・M・グレイザー著 関美和訳

公開日:

 ファンダムとは「人々が愛するさまざまな文化の周囲にできあがる構造や習慣」。例えば聖地を巡礼したり、ハリポタの発売前日に本屋の前で徹夜したりすることだ。

 それを人為的に作りだした例が、コンピュータープログラミングが生んだ人気歌手「初音ミク」で、巨大スクリーンで展開されたコンサートには3万6000人のファンが詰めかけた。警戒が必要なのは「炎上」である。韓国へのバーボン輸出の関税が撤廃されて売り上げが急速に伸び、生産が追いつかなくなったため、メーカーがアルコール度を下げると発表したとたん、ネットが炎上した。

 クラウドソーシング・ホビー会社のCCOがSNS時代のファンダム・ビジネスの戦略を語る。(早川書房 1700円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  8. 8

    唯一トラックマン未導入でも…勝てる広島の「データ戦略」

  9. 9

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る