• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「真実」梶芽衣子著

 梶芽衣子の自伝である。梶がデビューしたのは日活。本名の太田雅子の名で、幾本かの映画に出演していたのだが、マキノ雅弘監督と出会い、梶芽衣子の名を与えられる。そして出合ったのが「野良猫ロック」シリーズ。当時、彼女は自分自身のキャラについて自問自答していて、思いついたのが“非行少女”。まさに時宜を得たオファーが舞い込んだのだ。

 1971年日活を退社した彼女の元に届いた出演依頼、それが後に空前の大ヒットとなる「女囚さそり」だった。最初は出演を渋っていた梶だが、原作の漫画を読んでいて、ふと思いつく。

「ヒロインがまったく言葉を発しなかったら面白くなるんじゃないか」

 他に勝新太郎、高倉健との出会いから、結納まで交わした相手との別れまでをつづる自伝。

(文藝春秋 1350円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    お酌は一切させず 麻木久仁子さんが見たタモリの“別の顔”

  2. 2

    引っ越す度にゾ~…松原タニシ怖くて貧しい事故物件暮らし

  3. 3

    内閣府の仰天“解釈” 「加計は利害関係者にあらず」の詭弁

  4. 4

    セネガルを苦しめるも…日本があと一歩で勝ちきれない要因

  5. 5

    オリラジ中田が消えたワケ…妥当すぎる正論コメントがアダ

  6. 6

    ゲストプレー中もパット練習…男子ツアーを貶める片山晋呉

  7. 7

    元TOKIO山口達也が5億円豪邸売却へ 収入失い債務資金枯渇

  8. 8

    虐待問題解決の本質とは 黒川祥子さんが取材経験から語る

  9. 9

    低迷阪神は内紛秒読み…金本監督と選手に不穏ムード漂う

  10. 10

    4番不在の阪神・金本監督 “禁断の果実”中田翔に手を出すか

もっと見る