「60年代ポップ少年」亀和田武著

公開日: 更新日:

 かつて新宿に、“連続射殺魔”永山則夫と北野武、中上健次が出入りしていたジャズ喫茶があったという都市伝説がある。だが、その「ビレッジ・バンガード」はBGMにはやりのジャズを流しているだけのとんでもなくショボイ店で、終夜営業のため、電車の始発待ちに使われている店だった。著者も、代々木ゼミのデモ仲間と、高倉健映画のオールナイト上映を見た後、時間潰しをしたことがある。フーテン時代の中上健次が通い、北野武がボーイをしていたのはもう一店の「ジャズ・ヴィレッヂ」らしい。

 みゆき族やアイビー・カット、全共闘など、60年代の文化が詰まったおもちゃ箱のようなエッセー集。(小学館 1650円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    吉本批判でも24時間ランナー 近藤春菜にあがる“怨嗟の声”

  2. 2

    相場低迷でウマ味 三菱UFJの配当金は普通預金利息の5000倍

  3. 3

    甲子園ドラフト候補「行きたい球団」「行きたくない球団」

  4. 4

    韓国が切り札で反撃 安倍首相の嘘が招いた“東京五輪潰し”

  5. 5

    ロンブー淳が明かす「山本太郎に口説かれたこともある」

  6. 6

    令和元年も渦巻く欲望…夏の甲子園“ネット裏怪情報”

  7. 7

    元ワンギャル須之内美帆子さんがマレーシアに移住したワケ

  8. 8

    文春砲で改名を余儀なくされた元・羽生ゆずれないさんは今

  9. 9

    加藤浩次「スッキリ」3月に自主降板か MC後任に山里亮太説

  10. 10

    タレント松尾伴内さんの念願はNY生活 28歳の頃からの憧れ

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る