TVなど62本に出演 さかなクン「深海魚ブーム」で大忙し

公開日: 更新日:

 リュウグウノツカイ、ダイオウグソクムシ、サケガシラ……。

 空前の深海魚ブームが止まらない。きっかけは昨年5月にNHKスペシャルで放送された「幻の深海巨大生物」。世界で初めてダイオウイカの撮影に成功し注目されたが、今となっては東京湾や日本海沿岸で次々に漁師の網に引っかかるように。すっかり身近な存在となってしまった。

 そんなダイオウイカをはじめ、水族館でも深海魚が大人気。鳥羽水族館では、ダイオウグソクムシやメンダコのぬいぐるみが飛ぶように売れている。書店でも深海魚図鑑や絵本の売れ行きは好調だという。

 そんな“深海魚バブル”に沸いているのが、さかなクンだ。降って湧いた深海魚ブームで「ニュースウオッチ9」(NHK)、「ひるおび!」(TBS系)、「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)といったニュース情報番組でも引っ張りだこに。今年だけで、もともとレギュラーだったものも含めて62本のテレビ、ラジオ、イベントに出演。あらゆる魚を食してきたため、深海魚の味を知る数少ない証人として重宝されている。

「千葉県立安房博物館客員研究員」「文部科学省日本ユネスコ国内委員会広報大使」などさまざまな肩書を持つさかなクン。深海魚バブルで財布の中にはギョギョギョッ! とする額のカネが詰まっているに違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし