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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

メジャー史上初の「両投げ野手」が誕生!アスレチックスは今も昔も“変わり種”が大好物

公開日: 更新日:

 8月10日(日本時間11日)のゲームでアスレチックスのカルロス・コルテスが左投げの外野手としてライトの守備に就いた後、九回には右投げの内野手としてサードを守り、メジャー史上初の「両投げ野手」となった。

 コルテスは大学時代に右投げの内野手だったが、プロ入り後、マイナーで3年間は内野のサブとしてやり、4年目から外野の控えとしてプレー。コッツェイ監督は、コルテスがマイナーの下の方にいたころ内野手だったことを覚えていたので内野手がいなくなった九回に苦肉の策でコルテスを使うことを思いついた。監督に「サードをやれ」と命じられたコルテスは一瞬驚いたが、すぐにチームメートから左手にはめる内野手用のグラブを借りて守りに就いた。

【両投げ投手】

 アスレチックスは規格外の選手を低コストで獲得して活用する球団として知られる。

 1人で右投げも左投げもやる「両投げ投手」の第1号パット・ベンディットをメジャーデビューさせたのもアスレチックスだった。2015年6月にメジャー入りしたベンディットは右打者には右投手、左打者には左投手として投げる「スイッチピッチャー」ということで注目の的になったが、左右どちらで投げても球速が140キロ弱しかないため、定着できず、その後5球団を渡り歩いて20年限りで姿を消した。

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