桂歌丸さん告別式 中村吉右衛門氏「勝ち逃げはずるいよ」

公開日: 更新日:

 出身地である「横浜の海」をイメージした祭壇となった。今月2日に慢性閉塞性肺疾患で亡くなった落語家桂歌丸さん(本名・椎名巌=享年81)の告別式が11日、横浜・妙蓮寺で営まれた。関係者やファンら2500人の弔問客が訪れ、「笑点」や高座で笑いを誘い、数々の功績を残した人気者との別れを惜しんだ。

 友人代表としてあいさつしたのは、歌舞伎役者の中村吉右衛門(74)。

「落語を残して、やるべきことを全てやりつくして旅立たれました。最後に、こう申し上げたい。師匠、勝ち逃げはずるいよ。お疲れさまでした」と語りかけていた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"