フジとTBSは大ピンチ! ラブコメの定番「ドSキャラ」に視聴者うんざり

公開日: 更新日:

「どちらも俺様で意地悪で横暴と典型的なドSキャラなのに、なぜか視聴者からの評判がイマイチなんですよね」(テレビ誌編集者)

 中島が演じる敏腕副編集長の宗介と、真栄田演じる男子高校生・壱成という2人のドSキャラ設定に対して、共通するこんな書き込みがネット上ではチラホラ。

〈ドSというより、人としてダメなレベルじゃない?〉〈こんな性格悪い男と、この先、恋愛関係になれるヒロインに感情移入できない〉……。

 宗介も壱成も、共にその性格の悪さが気になって、今後の視聴を考えてしまうという声が見受けられるのだ。

「『恋つづ』の天堂先生はヒロインに対してはドSですが、普通に働き、周囲の人にも普通に受け答えできる人だった。ところが、今期の2つのラブコメはそこが少し違う」と前出のエリザベス松本氏はこう続ける。

「特に『プロミス・シンデレラ』の壱成の1話の振る舞いには〈大人をなめるな!〉と不快感を覚える人が多かったようです。そもそも、このところ続いていたドSブームに、視聴者が飽きてきたというのもあるように思います。それに加え、世の中はコロナ一色で殺伐としていますから。あまりにも癖が強いキャラがメインで登場するドラマは、視聴者も見続けるのが精神的に苦しいのかもしれませんね」

 火曜の夜9時はフジ系の連ドラ、夜10時からはTBS系と、連続視聴を楽しむ人も多かった。局は違えど、連続してドSメインとなれば、視聴者が飽きてしまうのも無理もないか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束