綾野剛vs竹内涼真「スネに傷」同士の主演対決に注目…高視聴率で“みそぎ”となるか?

公開日: 更新日:

 夏スタートの連続ドラマの予告編が解禁され始めている。

「春に〈夢中になった!〉と言える連ドラが少なかったぶん、夏ドラマに期待を寄せる視聴者は多い。そんな中、放送前から“スネに傷がある者同士”の主演対決が、ひそかに業界内の注目を集めています。そのひとつが、TBS日曜劇場の『オールドルーキー』。主演の綾野剛さんが“ガーシー砲”を食らったため、ドラマ放送前からゴタゴタ続きでイメージが悪くなっています」(在京キー局関係者)

 綾野は、暴露系ユーチューバーの「ガーシー」こと東谷義和氏の“標的”にされてしまっているのだ。

「真偽のほどは分かりませんが、それでも〈どんな気持ちで、爽やかな演技の綾野剛を見ればいいのか〉と戸惑っている視聴者の声は少なくない。日曜劇場は〈とりあえず日曜の夜9時はドラマの時間だから〉とチャンネルを合わせる人も多く、これまでドラマ評価に関わらず一定の視聴率を出してきましたが……」(前出の在京キー局関係者)

もう一人の“スネに傷”竹内涼真は「六本木クラス」に

 毎期、話題を集めるTBS日曜劇場枠。今回はやや分が悪そうだが、もうひとつ注目されているのは、「やっぱり、何だかんだ言っても、みんな『六本木クラス』が気になってしょうがないんだと思いますよ」と芸能ライターのエリザベス松本氏。

「六本木クラス」は、7月7日の午後9時からテレビ朝日系でスタートする竹内涼真(29)主演の連ドラ。大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版である。韓国だけではなく、日本でも大ブームを巻き起こした作品だけに、リメイク発表の際には、〈やめてほしい〉〈世界観が壊れる〉などと批判的なコメントがネット上にあふれ返った。

「とはいえ『六本木クラス』に関する記事がネット上にアップされるたびに、毎回かなりのコメントが書き込まれます。ブーイングコメントは多くとも、注目されているということは、少なくとも初回の視聴率はかなり期待できそうです。毎期、数多くのドラマが放送されますが、記事にさえならない作品もありますから。それに比べると、『六本木クラス』の話題度は群を抜いています」(前出のエリザベス松本氏)

 ドラマ不振と言われる昨今。口の端に上るだけでもありがたいという状況になっているのかもしれない。何はともあれ、〈韓国版と比較したいから、とりあえず初回は見る〉と決めている人が多いようだ。一方で、ある芸能プロ関係者からはこんな声も。

「話数が多い韓国ドラマに負けじと、『六本木クラス』は日本では異例の13話放送で、局側もかなり力を入れています。ただ、主演の竹内涼真さんの好感度がイマイチなのが痛い。かつての交際相手との別れ話で、竹内さんが女性に取った態度が週刊誌ネタになったことが原因ですが、まさかここまで長く尾を引くとは……竹内さんにとってもここは正念場でしょう」

「六本木クラス」は、日本の連ドラと、そして竹内の人気回復の起爆剤となるか。綾野も竹内も数字を稼いで“みそぎ”となるか。世間に受け入れてもらえるか。いろいろな意味で放送が待ち遠しい!? 

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」