日本旋風で狙い撃ち?本場米国で看過できない“厳しい洗礼”の実態「嫌がらせと感じることもあった」
前週の米女子ツアー、ダウ選手権は2人1組のチーム戦でした。ここでも馬場咲希・吉田優利ペアが6位となり、日本勢は開幕から17試合連続でトップ10入りを果たしました。
同ツアーには今季、15人もの日本勢が参戦し、すでに3勝を挙げています。うち2勝は竹田麗央、岩井千怜のルーキー。メジャーのシェブロン選手権を制した西郷真央もまだ2年目です。
昨年は全米女子オープンで笹生優花と渋野日向子がワン・ツーフィニッシュを決め、古江彩佳はエビアン選手権に勝った。まさに日本旋風が吹き荒れています。
だからでしょう。ゴルフファンの知人がこんなことを言うのです。
「7月はエビアンと全英女子がありますが、好調の日本勢はどこかで足を引っ張られるんじゃないですか」
知人は、強い日本勢がルールトラブルなどで、厳しい“洗礼”を受けはしないかと心配しているのです。
「それは杞憂だよ」と言って、笑い飛ばすことができない現実があります。