ソフトB有原航平ようやく解けた“裏切り者”の呪縛…古巣日本ハムに今季初完封、史上22人目12球団から勝利

公開日: 更新日:

「有原に尽きるでしょ」

 ソフトバンクの小久保監督はそう言って端的にヒーローの名を挙げた。 1日の日本ハム戦に先発した有原航平(32)が今季初の完封勝利。一発の出やすい東京ドームで、12球団最多の66本塁打を誇る強力打線を相手に、最少援護の1点を守り切った。

 有原はこの日の勝利で史上22人目となる12球団勝利を達成したが、つまり、古巣の日本ハムからだけ白星を挙げていなかったわけだ。

「2020年のオフに日本ハムからポスティング移籍を認めてもらってメジャー移籍を果たしながら、わずか2年で日本球界に復帰。しかも、古巣の日本ハムではなく、同一リーグのライバルであるソフトバンクに入団したことで、“裏切り者”と激しい批判にさらされた。その負い目とプレッシャーがあったのか、昨季までのソフトバンク入団後2年間で24勝を挙げながら、日本ハム戦は昨季の5試合を含めて6試合で0勝3敗、防御率3.98と結果を出せないままだった。小久保監督もホッとしたでしょう」(ソフトバンクOB)

 呪縛がようやく解けた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償