タッキーの後釜として再注目 元V6井ノ原快彦が下積み時代に磨いた「人間力」への期待

公開日: 更新日:

 井ノ原の最大の武器は、ビジュアルというよりも「人間力」。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役に、同じV6のメンバーだった岡田准一(41)が抜擢され、「あさイチ」出演中の井ノ原は「うちの岡田がお世話になってます」とタレントらしからぬ腰の低さで番組関係者に挨拶して回り、大河の収録中、岡田はスタッフや共演者から「井ノ原さんって素敵だよね。『うちの岡田』って絶対言うよね」と感心されるほどだったという。

 そんな井ノ原の入所は小学6年生で、忍者、光GENJIなどのバックダンサーとして活動。中学生の時、「アイドル共和国」(テレビ朝日系)から誕生したSMAPのバックダンスユニット「SMAP学園メンバー」に抜擢され、長身のスタイルとダンスの評価が高かった。

 かつてアイドル雑誌「WINK UP」の撮影現場では、アイドルスマイル全開で臨んだものの、掲載された雑誌を見たジャニー喜多川氏(享年87)は「ブサイクだよ。気持ち悪いっ」と、その後井ノ原は雑誌NGになった、ジャニーズでは異例の事件に見舞われた。


 さらに中学生の井ノ原に「YOUは整形しないの? ボクは反対しないよ」と言い、当時飼っていた愛犬にまで「こんな不細工な飼い主でかわいそうだな」と話しかけたと、ジャニー喜多川氏の仰天エピソードとして明かしている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」