ゆりやん、フワちゃん…売れっ子タレント“日本脱出”相次ぐ背景に「円安」あり

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■テレビの閉塞感も一因か

「先日、都内で行われたアメリカ人のスタンダップコメディアンのライブでゆりやんさんが出演されていたのを拝見しましたが、彼女のキャラとギャップのある下ネタで大爆笑でした。彼女の場合は言語不要で伝わるので、世界でも通用するんだと痛感しました。海外進出する大きな理由は、日本の芸能界、特にテレビが閉塞している中、海外で活躍して自身の価値を上げるためでは。アメリカも、俳優組合の大規模ストライキで、全米映画俳優組合に属していない日本のコメディアンが安価で起用しやすいというニーズもある。円安で日本の経済力が弱まった結果、日本の若者がその昔の“ジャパゆきさん”になっているという残念な時代の流れもある。またフワちゃんのようなユーチューバーは居場所を問わないし、税率が高い割にメリットの少ない日本に拠点を置く必要性がないという強気な理由もある。いずれにしろ、ゆりやんさん、とにかく明るい安村さんのようなキャラ重視のタレントなら勝算はあると思います」

 芸能界の“日本脱出”はまだまだ続きそうだ。

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