• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

飯田橋「くらら劇場」閉館 ピンク映画の灯がまた消える

【大高宏雄「エンタメ最前線」】

 都内のピンク映画館の飯田橋「くらら劇場」が5月31日で閉館することが決まった。ビルの老朽化などが理由という。これで都内のピンク映画館は上野、池袋の計4館のみとなる。

 10代の頃からピンク映画を見て映画漬けの日々が始まった筆者からすると、何とも寂しい事態である。「くらら劇場」には頻繁に通ったわけではない。ちょっと入りづらい雰囲気があったからだが、それでも多くの映画との楽しい出合いがあった。

 ピンク映画が厳しい時代を迎えてすでに長い年月が経つ。だが、今もここを拠点に映画を作り続けている映画人は多い。ピンク映画は監督、スタッフ、俳優を育て、今もそこから羽ばたこうとしている人たちがいる。

 実は「くらら劇場」を舞台にした映画「華魂 幻影」が4月30日から公開される。本作の佐藤寿保監督は生粋のピンク映画出身。大西信満演じる映写技師を主人公に、まさにピンク映画に愛を捧げたかのような作品に仕上がっている。映画は「くらら劇場」の閉館日にファンが集まってくる話。泣けるではないか。その映画の話が現実になってしまったのだ。映画では三上寛が劇場支配人を演じ、嫌らしくも熱のこもった演技を披露しているのがうれしい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    被災者よりも総裁選…安倍首相「しゃぶしゃぶ夜会」のア然

  2. 2

    視聴率は歴代最低…AKB48総選挙が描く“下降曲線”の危機感

  3. 3

    今井美樹に続く批判 20年たっても解けない“略奪愛”の呪い

  4. 4

    コロンビアに勝利も…釜本氏は攻撃停滞と決定機ミスに注文

  5. 5

    総選挙でトップ3に入れず…AKBは“本体”弱体化が最大の課題

  6. 6

    オリラジ中田が消えたワケ…妥当すぎる正論コメントがアダ

  7. 7

    熊本では逮捕されたが…大阪北部地震でも現れた「愉快犯」

  8. 8

    手越はブログ炎上、女性には嫌がらせ…NEWS未成年飲酒の余波

  9. 9

    松本伊代&早見優 80年代アイドル歌謡ショーの隠れた需要

  10. 10

    手越がトドメに? 日テレの情報番組からジャニタレ一掃も

もっと見る