経団連が策定する「筒井ビジョン」 高市政権へ擦り寄ったら「アウト」?
財界通(以下=財) 経団連の筒井義信会長が、就任2年目の半ばを迎えて「2050年の日本の経済社会の姿」を描くビジョンを策定するらしい。
政界通(同=政) どういう視点から描くのだ?
官界通(同=官) 当然、日本にとってすべての面で重たい、人口減少がもたらすマイナス面を克服する処方箋になるのだろう。
財 そうだ。少子化対策に始まり、衰退がみえる地域経済の再建、国民が不安を感じている社会保障制度の見直しなど、人口減で社会の担い手が減っていくなか、日本の経済社会をどうしていくべきか、根本的な議論を進めるようだ。
政 そうか、国会や政府よりも意欲的な感じだ。
官 経団連は、企業のための政策の実現にばかり力を注ぐのでなく、「パブリックの利益」を目指すことも求められる役割だ。
財 もちろんだ。30年前、豊田章一郎会長(トヨタ自動車)が「魅力ある日本-創造への責任-」と題したビジョンを打ち出し、21世紀への展望を描いた。以来、いくつか本格的なビジョンを示してきた。


















