元トヨタトップ奥田碩さん逝く…日本の「ものづくり」への危機感は格段だった

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政界通(以下=政) トヨタ自動車の社長時代にハイブリッド車「プリウス」を、世界初の環境対応カーとして世界へ送り出した奥田碩さんが、亡くなったな。93歳と高齢だっただけに、現役の政治家には「遠い存在」になっていたが、経済界ならそうでもないだろう?

財界通(同=財) 奥田さんは近年、会長を務めた経団連のパーティーへも来なくなっていたが、経済界のトップの間では決して「過去の人」になっていない。国内外の経済課題があると「奥田さんならどう考えるだろう」と口にした財界人が何人もいた。

官界通(同=官) やはり、惜しむ声が多いだろう。

 もちろん、惜しむ声は多いが、日本の「ものづくり」の力が落ちていく象徴のようにとらえる人も少なくない。

 どういうことだ?

 奥田さんは、海外での生産拡大や「プリウス」の前倒し発売など、日本の「ものづくり」の存在感をグローバルに高めたが、近年は野心的な技術革新が出ないことを残念がっていたし、先行きを心配していたという。

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