B・ワトソンはもう息切れ? “荒っぽさ”露呈しスコア伸びず
【三井住友VISA太平洋マスターズ】
優勝賞金3000万円ぐらいでは、いまいちやる気も失せるのか。
初日、9アンダーで単独首位に立ち、さすが世界のトッププロは違うと思わせたB・ワトソン(37)。2日目は5バーディー、2ボギーで回り、通算12アンダー。初日の勢いがなかった。
初日バーディーの6番540ヤード・パー5で2日目はボギー。「落としどころが狭くなっていた」(ワトソン)と振り返ったが、メジャー2勝の実績からすれば、イージーミスもいいところである。
「ワトソンは神経質で、普段から『ミスしてもイライラしないこと』を自分に言い聞かせているぐらい。一度、ゴルフが乱れだすと、修復不可能な荒っぽさが欠点です。またパニック発作もたまに起こし、すぐ不安になったり、落ち着きがなくなったりする。おそらく世界ランク1位のJ・スピースや同2位のJ・デイと一緒に戦っていれば緊張感が保てるのでしょうが、遠い日本で時差もあったのか、集中が切れてポカをしたのかもしれません」(米ツアー記者)
トップ10ぐらいの成績では、高い“アゴ足代”を払ったスポンサーもガッカリだ。