招待選手ワトソンを“アテンド”できる日本プロ不在の寂しさ

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【三井住友VISA太平洋マスターズ】

 メジャー2勝、世界ランク4位の実力プロはやっぱりモノが違う。主催者推薦で2年連続出場のB・ワトソン(37)だ。昨年大会は首位発進からズルズル順位を落とし24位フィニッシュと期待を裏切ったが、今年は好発進だ。

「昨年以上の成績を目指したい。できれば優勝したい」(ワトソン)

 汚名返上とばかりにヤル気満々。初日は11番で307ヤード、12番で306ヤードのビッグドライブを見せてギャラリーの度肝を抜き、1イーグル、8バーディー、1ボギーの63で回り単独トップに立った。

 通常、海外からの招待選手には、日本のトッププロが一緒にラウンドするというのがこの世界の礼儀だ。ワトソンは予選2日間、前年覇者のD・オーと石川遼と回るが、石川とは2年連続で同組。つまり、日本を代表する選手は石川ということになる。

 評論家の菅野徳雄氏が、「ワトソンが来て、誰と組み合わせるかとなって、ふさわしいプロがいないのですからさびしい話です」と指摘する。

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