「人生最期の日に笑顔でいるために今日できること」川嶋朗著

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「病気は運が悪くてなってしまったものではなく、自分自身がつくりだしたもの」――。統合医療の第一人者として、数多くの患者をみとってきた著者の持論だ。生活習慣の乱れがベースにあるのはもちろんだが、恨み、嫉妬、憎しみといったネガティブな思考や、ストレスをため込んでしまうことが、がんなどの重病の原因のひとつになっていると考えている。

 余命宣告を受けた患者にじっくり話を聞くと、人間関係や生活環境など原因は自身にあることが多く、ほとんどの人は「やり残したことがあるから死にたくない」と、人生を後悔しているという。著者は「人は必ず死ぬ。それならば、死を受け入れる覚悟を決めた方が断然生きやすく、楽しい人生になる」と説き、後悔を少なくして、死にたくないという気持ちから解放されるための“心の習慣”を実践することを勧める。

「家族や大切な人に感謝しながら生きる」「寝る前に“いいこと探し”をする」「怒り過ぎない、悲しみ過ぎない」「とっておきのストレス解消法を用意する」「自分のストレスの原因を見つけ、我慢してまでやるべきことなのかどうかを考える」……。

 今日からの人生を、どう生きるかを考えるきっかけにしたい。(イースト・プレス 1100円+税)

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