「わけあり師匠 事の顛末 物書同心居眠り紋蔵」佐藤雅美著

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 妹のきよが幼馴染みの惣吉に強淫(強姦)されたと兄の幸之助が南町奉行所に訴え出る。与力の助川や同心の紋蔵は、惣吉らを呼び出し、言い分を聞く。惣吉は、きよが強淫されたという時刻、かご屋に絡まれていたお女中を助けていたと話す。助けた女は、広島の浅野家の奥女中だと思われたが、問い合わせると該当する人物はいないという。紋蔵は、元浅野家の奥祐筆で今は手習い塾の師匠を務める初江に協力を求める。初江によって惣吉の無実を証明する千賀子が見つかった。だが、千賀子は手習い塾で師匠の青野を見かけ、顔色が変わる。(「密通女の思う壺」)

 奉行所に持ち込まれる厄介事をさばきながら、紋蔵はこじれた千賀子と青野の仲を取り持つ。人気時代シリーズ最新刊。(講談社 760円+税)

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