マシンガンズ滝沢が作家デビュー「きっかけはゴミ収集バイト」

公開日: 更新日:

「嫁と子供がいるので、芸人の仕事だけだと食べていけない。それでゴミ収集のバイトもしています。その際、このアパートはゴミの出し方が汚いから男性が多く住んでいるとか。酷いのになると請求書とかの個人情報をそのまま出しているなとか。これをストーカーが取ったりしたら情報が筒抜けで怖いなと思ったのがきっかけです。今まではサスペンスやホラーを書いてみようと思ったことはありませんでした。自分はもちろん、子供が生まれ、我が子がこんな目に遭ったら絶対に嫌だと思いながら書きました。それは別の小説で書いているテーマ『イジメ』などにも通じる。この子が無事に世を渡っていけますように、こうならないようにという思いで書きました」

――制作時間は?

「書く作業はすべて携帯で期間は2カ月。ゴミ収集の仕事の休み時間や芸人の仕事の移動時間もびっちり使いました」

――今後は?

「今はかごめかごめの続編を考えています。まだ途中ですが、人間の怖い部分は〝執着″だと思っている。その部分をもっと掘り下げたい。よく幽霊より人間の方が怖いと言うが、その怖さの部分はお金だったり、恋愛の部分で執着するところなんじゃないかと思っています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 5

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  3. 8

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  4. 9

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…