【朝ドラ「ばけばけ」ウラの見所】髙石あかりの“ハイテンション”は名演技、いや怪演か?
第21週「カク、ノ、ヒト。」#104
ヘブン(トミー・バストウ)の前に、トキ(髙石あかり)と丈(杉田雷麟)、正木(日高由起刀)がそれぞれ連れてきた、吉野イセ(芋生悠)と村上茂吉(緒方晋)が言い伝えを語り合う。
しかし、日本好きなだけにヘブンは2人が語る言い伝えを知っており、期待が外れて不機嫌に。みなが諦める中、トキはイセに「イセが呪われている」話をしてほしいと願う。頑かたくなに語ろうとしないイセだが、ついに重い口が開かれる。
【本日のツボ】
さすが、日本通のヘブン
おイセと茂吉の「言い伝え」合戦。「嘘をつくと来世で蛇になる」というおイセに、「ナゼ?」とヘブン。「なぜ? と言われましても…。ただそぎゃん言われとるだけん」と返すおイセに、「デハ ホントウニ ヘビニナッタ ヒトハ?」とヘブン。答えに窮するおイセを庇うように、「でも、言い伝えってそういうものですけん」とおトキ。
すると、今度は茂吉が、「では、秋茄子は嫁に食わすな、と言うのは…」と言い、ヘブンに「シッテル!」と強めの声で止められました。「秋茄子は嫁に食わすな」を知っているとはさすがヘブンさん、日本通(つう)です。
埒があかなくなり、おトキが「まだありますよね? おイセさんが呪われちょるって話ですけん」と言い出し、おイセが話すことに。『人形の墓』というものをご存知でしょうか、と自分が「呪われる女」と言われるようになった理由を話し始めます。
呪われたがりや、おトキの怪演
「父が急に病でなくなり、ほどなくして母もまた病で…。村には1年以内に1軒の家で1年のうちに2人死ぬとすぐに3人目が死に、4人目以降は生き延びても、呪われた一生を過ごすという言い伝えがあります……」。
それを防ぐには、藁の人形を作って人形の墓を作れば、それを避けられると言われていたのにおイセと兄。ですが「迷信だ」とやらなかった結果、兄が亡くなり、おイセも大病にかかり、借金生活苦。周りからも、言い伝えどおり呪われたと言われてきた、と。
席を立ち去ろうとするおイセ。その後におトキが座ります。「まだぬくもっとる。あんたが呪われるがね」と茂吉に言われても、「大丈夫ですけん」とおトキ。
「バカになど…。むしろ、信じちょります。信じちょるけん、呪われるとか楽しくてゾクゾクします。はあ、きたきた、きちょります。大丈夫か分からんけどたのしい」とおイセに言います。
おトキの謎のハイテンション芝居には若干引いてしまいました。それだけ名演技、いや怪演だったということでしょう。
いよいよ、『怪談』が生まれる!?
そんなおトキに「ありがとうございます」とおイセ。最後に見せた笑顔で、呪われたがりやおトキが本当にやりたかったことがわかりました。
さすがは夫婦、ヘブンにはおトキの真意が通じていたようで、「オトキサン スバラシイ スバラシイ ココロ」と言い讃えます。「いえ、ただの呪われたがりだけですけん」と笑うおトキ。
おトキが立ち上がると、「ア、マッテ。フシアワセ ノロイ ウツル シマシタ!」と言っておトキの座っていた場所に、ブードゥー人形を置くヘブン。あのブードゥー人形がここでお役に立ちました。おイセを思うおトキ、おトキを思うヘブン。優しさの連鎖に心が温まります。
「アナタコトバ アナタカンガエ ワタシヒツヨウ モットモットネガイマス」。おトキが錦織さんになり代わって、ヘブンを手伝う流れに。いよいよ『怪談』が生まれる日も近い!?



















