(3)AI超音波検診…読影での病変の見落としを防ぐ

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 国内の乳がんは増加傾向にもかかわらず、検診受診率(40~69歳の女性の過去2年の受診の有無)は、約47%と半数にも満たない。既存の検診(マンモグラフィー検査、超音波検査)に不安をもち、受診をためらう女性が少なくないことも影響しているのだろう。そうしたなか、新しい検査法が誕生している。

 対策型検診(自治体の住民検診など)では、マンモグラフィー検査が基本だが、超音波(エコー)検査を併用している自治体も増えている。全額自己負担となるが、多くの自治体で補助金が適用されているため、自己負担額はそれほど高くない。超音波検査は、胸部に超音波をあてて跳ね返ってきた反射波をコンピューターで画像化する方法であり、マンモグラフィーのような検査時の痛みはなく、被ばくもしない。マンモグラフィーが苦手とする高濃度乳房でも病変を見つけやすい。

 しかし、超音波検査にも不安な点はある。検査する技師や医師の技量によって画像の病変を見落とすこともあるというのだ。せっかく、乳がん発見に有効な検査を受けても、読影の技量でその後の人生が左右されてしまったら……。

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