「医者の不養生」を経験して「専門医」について考えた
昨年末に右目が充血して真っ赤になり、目やにが出てきました。目じりがかゆくて、強くこすったために感染症を起こしたようです。眼科を受診すると、「膿痂疹」という病名で、いわゆる「とびひ」と診断されました。
ブドウ球菌が原因菌の感染症のため、抗菌点眼薬とステロイド点眼薬で治療します。1週間ほどで目の充血とまぶたの化膿が軽快しました。そこで、安心していると、右下まぶたの皮膚に5ミリほどの発疹が1カ所できて、かゆくなりました。「普通の湿疹だろう」と思い、抗菌ステロイド軟膏をつけて数日で治癒するものと思っていたら、1週間たっても治りません。なんと、眼球が再び真っ赤に充血して、軽く痛みを感じるではありませんか。さらに、目やにも出てきて、起床時にまぶたがくっついて目が開かない経験を初めて味わいました。
さすがに「これはおかしい」と思い、眼科を再受診すると、なんと「ヘルペス角膜炎」と言われました。右下まぶた皮膚の5ミリほどの発疹は単純ヘルペスの始まりだったのです。気づきませんでした。
帯状疱疹でも、初めはかゆみのある水疱を伴わないひとつの発疹から始まることもあるので、うかつでした。角膜炎は増悪すると失明する病態です。なんと角膜に潰瘍ができていたとは。細菌感染からウイルス感染が連続するほどに免疫力が低下していたことに、我ながら驚かされました。加齢の影響もあるのでしょう。


















