他社が苦しむ中、増収続くセリアに「100円均一」を守り抜く試練
100円ショップ「セリア」の2026年3月期第3四半期の決算が公表された。売上高は前年比6.8%増の1901億円、営業利益は同18.1%増の155億円となった。シールなど「低原価商品」の販売が好調だったという。
セリアは長期的に増収が続いており、売上高は14年3月期に1000億円を超え、21年3月期に2000億円を突破した。今期は2500億円を見込む。店舗数は17年度に1500店に達し、現在は約2100店舗を展開する。約4000店舗のダイソーが業界ではダントツだが、セリアも順調に拡大してきた。
「節約志向による100円ショップ市場全体の拡大が主要因だが、売り上げデータに基づく需要予測システムを独自開発しており、その精度が高いとされる。食器、キッチン用品など必需品に特化した上で、白を基調としたデザインが女性客の支持を集めている」(流通関係者)
競合他社が多品種を扱い、店内は雑多な印象がある一方、セリアの商品棚は統一感がある。通路も比較的広く、100円ショップらしくない雰囲気だ。
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