堀ちえみ親衛隊が語る 24時間テレビ復活ステージへの軌跡

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 2019年2月にステージ4の舌がんの手術を受けたタレントの堀ちえみ(53)が23日、「24時間テレビ43」(日本テレビ系)で約1年半ぶりに歌声を披露した。

■舌の6割を切除 信念をもってリハビリ継続

 舌の6割を切除し太ももの組織を移植する10時間に及ぶ大手術。堀は現在も、嚥下や発声についてリハビリを継続中だ。手術直後、専門医によれば、「違和感なく会話や歌唱ができるようになるには、数年の時間が必要」と報じられていた。

 しかし堀は不屈の闘志でリハビリを続け、今年1月には「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。術後、初めてテレビで肉声を披露した。言葉はたどたどしかったものの、一語一語丁寧に発声し、司会の黒柳徹子をうならせた。番組内では懸命にリハビリに取り組む姿も披露されている。

 あれから半年あまり。今回、念願だったステージに立った堀。ワンピースに身を包み、往年の映像をバックに一言一言発声を確かめるようにしながら、アイドル時代の名曲「リ・ボ・ン」を歌い上げ、歌唱後は腰を落として泣き崩れた。

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