【追悼】KANさん「愛は勝つ」ヒットの必然 最期まで“ポップミュージック”を追究し続けた生涯

公開日: 更新日:

 努力と有言実行の人物であったらしい。このほど61歳で亡くなったシンガー・ソングライターのKANさん。

「幼い頃からクラシックピアノを習う一方で、ビートルズやビリー・ジョエルなどの洋楽も深く聴き込み、彼らの音楽はどうして魅力的に響くのか自分流に分析した。『愛は勝つ』は、たまたま当たったのではなく、ポップミュージックを追究する不断の姿勢があったからこそ生まれた曲だと思います」

 そう、構成作家のチャッピー加藤氏は振り返る。

 大ヒットした「愛は勝つ」は年下の友人男性からの恋愛相談を受け、励まし元気づけようと思い立ったのがはじまり。歌詞はビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」をパスティーシュ(模倣)、イントロ部分もおなじビリー・ジョエルの「愛する君に」から学んだ。KANさんはそれらを包み隠さずに話していたそうだ。そして多くのミュージシャンに影響を与えたことで知られる。

 ASKAもそのひとりで、チャゲアス「SAY YES」は「愛は勝つ」のような曲をつくろうと思って書いたそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 2

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  3. 3

    高市早苗氏に経歴詐称疑惑…事務所が認めた!「議会立法調査官」は“造語”だった

  4. 4

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  5. 5

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  1. 6

    バナナマン日村が体調不良で休養するまでの“暴食・連食デイズ”と妻・神田愛花「お腹いっぱい食べさせる」の献身愛

  2. 7

    「2世タレント」がまた! 俳優の村上虹郎が交際女性への壮絶DVで書類送検…父親は村上淳、母親は歌手UA

  3. 8

    西武選手の希望が木端微塵! 本拠地「完全ドーム化」は事実上不可能…根性頼みで過酷な夏へ

  4. 9

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 10

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ