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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

映画「沖縄狂想曲」が描く沖縄のリアルな息遣い

公開日: 更新日:

 2015年のオバマの声明ではハッキリと「普天間からグアム」と言っているのに、日本マスコミはこれを「辺野古」と誤訳。辺野古の軟弱地盤のため、工事費は3000億から2兆5000億円に拡大。儲かるのは誰か。ゼネコンの大利権。宇部興産は安倍銘柄とも呼ばれる。麻生セメントの名前も。

■工事が長引けば長引くほど儲かる宝の山

 辺野古にこだわるのはアメリカではなく、日本であることがわかってくる。工事が長引けば長引くほど儲かる宝の山だ。

 映画は結論づける。

「米軍基地の役割はもう終わっている。日本が利権のために残しているだけ」

 そして最後に、映画は夢を語って終わる。沖縄にハブ空港を建設し、世界を結ぶアジアの架け橋となることを。

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