さくらももこさん元夫が明かした“名誉棄損”ドラマ…出版社との裁判で思い出される「NHK制作」の闇

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 だが、内容は『現実のさくらの歩みをドラマ化というコンセプトなのに、現実と異なり、担当編集者はさくらの前で放屁ばかりする意味不明の描かれ方でおまけに、ラスト近くでさくらが「独り暮らしに際し祖母から渡されたお守り袋」を開けてみるとそこに入っていたのはコンドーム。それを見たさくら(富田靖子)は、おばあちゃんの愛情と先見の明を感じほのぼのという、これまた史実ではない名誉棄損レベルの描かれ方』と明かした。

 ファンからは《このドラマ覚えてる。なんだコレと思った》《これはひどい…本当にこんな事あるんだ》などと怒りの声があがったが、実はNHKもドラマやアニメなどの制作を巡ってたびたびトラブルを起こしている。

■出版社が意見することをNHKは「検閲」と

 2012年にNHKでテレビドラマ化を予定していた作家・辻村深月氏の小説「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」を巡っては裁判にまで発展している。原作者と著作権を管理していた講談社が、許容できる脚本内容でないまま制作を進めるNHKに白紙化を申し出たところ、NHKが約6000万円の損害賠償を求めて講談社を訴えている。

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