「推しの子」で描かれた原作者vs脚本家の対立構図…「セクシー田中さん」問題に酷似と話題に

公開日: 更新日:

 昨年10月期に放送された日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子氏(50)が1月29日、栃木県内で死亡しているのが発見された。

 芦原氏は1月26日までにXアカウントを開設。ドラマ化にあたって、「必ず漫画に忠実に」という条件を出したにもかかわらず、実際に上がってきたプロットや脚本は原作を大きく改変した内容になっており、9話、10話の脚本を書かざるを得ない状況になったと説明していた。

 その投稿以降、原作者の意思を尊重していないと、ドラマ制作側に批判の声が向き、芦原さんは28日までに当該ポストを削除。「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と投稿したが、それが最後の投稿となってしまった。

 日本テレビが29日、「映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんの御意見を頂きながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし放送しております」とコメントを出したことで、さらに批判の声が高まっている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です