寺島しのぶさん なぜ唐十郎作アングラ・テント芝居に出演することに? 本人に独占直撃!

公開日: 更新日:

 女優の寺島しのぶさん(51)が6月15日から新宿・花園神社境内特設テントで上演される劇団新宿梁山泊公演「おちょこの傘もつメリー・ポピンズ」(作=唐十郎、演出=金守珍)に出演することが明らかになった。

 これは劇団状況劇場が1976年に初演した作品で、今回、寺島さんのほかに豊川悦司中村勘九郎、風間杜夫、六平直政ら錚々たる俳優陣が顔をそろえた。寺島さんがなぜアングラ・テント芝居に出演することになったのか、情報解禁前日に日刊ゲンダイが独占単独インタビューした。

  ◇  ◇  ◇

 ──今回、テント芝居に出ることになったきっかけは?

「2010年にシアターコクーンで上演された『血は立ったまま眠っている』(作=寺山修司、演出=蜷川幸雄)で共演者として新宿梁山泊主宰の金守珍さんや六平直政さんと出会い、その縁で翌年、金さんの奥さまの水嶋カンナさんが主宰するProject Nyxの『伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪』という、寺山修司作の舞台に出させていただいたんです。

 下北沢のザ・スズナリという小劇場ですが、役者にとって下北沢は演劇の聖地。私もスズナリは憧れの劇場でしたからうれしかったです。楽屋が小さい、ダニが出る、暑い・臭いという難点をすべて超越した達成感がありましたね(笑)。ただ、新宿梁山泊のテント芝居は何度も見ていましたが、まさか自分が出るなんて考えもしませんでした」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方