豊中市長選も維新は1.5万票差の大敗…「大阪都構想」ガタガタの手詰まり感と消えゆく吉村代表の“神通力”

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 もはや「大阪都構想」はガタガタだ。19日投開票の大阪府豊中市長選で、大阪維新の会公認の新人・市橋拓前市議(38)が敗れた。3選を決めた現職の長内繁樹市長(67=自立国公推薦)とは、1.5万票差の大敗である。

 豊中市の人口は約40万人。府内4位の規模を誇る。府内7中核市の1つでもあり、維新は勢力拡大を図るため、選挙中は幹部を次々投入。代表の吉村府知事が告示前を含め3度も応援に入り、藤田共同代表や副代表の横山大阪市長も駆け付けた。

 対する長内陣営は与野党が「非維新」でまとまり、共産も自主支援に回るなど維新包囲網を徹底。さらに、維新が3度目の住民投票を目指す都構想にも「ノー」を突き付けた。

 長内氏は、都構想が豊中市の財政にデメリットをもたらすとし、選挙公報や自身のSNSで「豊中のことは豊中市民で決める」「豊中には都構想は必要ありません」と訴えたのだ。

 一方、市橋氏はかつて、都構想の実現を目指す市民団体「AOP(Action Osaka Project)」の代表を務めた人物。今回選では都構想の発信を控えたものの、「推進派のイメージはすっかり定着していた」(府政担当記者)。

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