著者のコラム一覧
長尾義弘ファイナンシャルプランナー、日本年金学会会員

徳島県生まれ。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『60歳貯蓄ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』(徳間書店)、『投資ゼロで老後資金をつくる』(青春出版社)『保険の選び方大全100』(自由国民社)。年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』、『定年前後の手続きガイド』など多数。http://neo.my.coocan.jp/nagao/ X(旧Twitter):@neo_sigh

50代後半からiDeCoを始めるのは遅い? 制度改正で変わる新常識

公開日: 更新日:

 2027年から、iDeCoの制度が大きく変わります。

 「50代からiDeCoを始めたいけれど、もう遅いのではないか」と思っていた人もいるかもしれません。しかし今回の制度改正によって、50代からの運用の選択肢は大きく広がります。どのように活用できるのか、見ていきましょう。

 まず、大きな変更点は加入年齢です。これまでより延長され、70歳まで加入できるようになります。さらに、これまでは加入するために国民年金の任意加入を必要とする場合がありましたが、その条件も見直されました。

 会社員はもちろん、フリーランスや自営業など個人で働く人もiDeCoを利用できます。これまでは50代半ばから始める場合は、60歳まで、または65歳(任意加入の条件)までの短い期間しか積み立てできず、手続きもやや複雑でした。しかし70歳まで加入できるようになれば、10年以上の運用期間を確保することも可能になります。

 とくにフリーランスや自営業者にとっては、70歳まで税制優遇を受けながら積み立てできる制度は多くありません。ですので、節税という意味でも活用価値が高い制度と言えるでしょう。

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