(17)ロン、なじょしたんだべ
「啓吾殿の兄ということは、漆掻き職人たちの頭は、もとはサキの父親だったと?」
「はい。兄が亡ぐなった後、私が継ぎました。いずれ、長男の弘吉とサキが夫婦になってもらえだら、死んだ兄も安心するかと」
啓吾に似た、くっきりとした目鼻立ちの逞しい長男の姿を思い出す。啓吾はサ…
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