「今の子はいいですね」 長谷川勇也がバッサリ苦言を呈した納得の理由
元ソフトバンク広報・田尻一郎氏による「鷹の真実」(第9回=2024年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。
今回はソフトバンクで活躍した長谷川勇也(現・打撃コーチ兼スキルコーチ)について綴られた元ソフトバンク広報・田尻一郎氏による「鷹の真実」(第9回=2024年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
◇ ◇ ◇
長谷川勇也(39)が置きティーバッティングを黙々と1時間以上やると、終わるのを待っていた中村晃が入れ替わりで同じくらい打つ。いずれも職人肌の選手で、「こいつら2人で何時間打つんや」と周囲の口をあんぐりさせたものです。
マジメで一心不乱に打撃を追求する長谷川は、マスコミから「哲学者」「鷹のソクラテス」などと呼ばれたこともあります。
大卒選手(専修大)でしたが、ケガが多かったので一軍出場は入団2年目の2008年。一軍に昇格したばかりの頃には、三冠王の松中信彦に、「こいつのスイング速いなあ。俺とあまり変わらないくらいかも。ヘッドスピードがめちゃくちゃ速い」と言わせたくらいです。


















