4月から「9価」一本化。何が変わる?「HPVワクチン」の副反応とよくある疑問…親も知っておきたい
今年4月1日から、HPVワクチンの定期接種が「9価」に一本化された。これまで3種類のワクチンから選べたが、今後は定期接種で受けられるワクチンは9価のみ。接種のタイミングを考えている親御さんは、知っておきたい変化だ。HPVワクチンのよくある疑問も含めて、日本大学産婦人科学分野主任教授の川名敬医師に話を聞いた。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は現在200種類以上が確認されており、その中には子宮頚がんをはじめとするがん、そして性感染症(尖圭コンジローマ)に関連する型がある。
「HPVワクチンの『9価』は、がんの原因となる7種類と、尖圭コンジローマの原因の2種類の型、合計9種類のHPVに対応するワクチンです。子宮頚がんに対しては約90%の予防率があることが研究で明らかになっています」
2009年に承認された「2価(がんの原因のHPV2種類に対応)」、11年に承認された「4価(2価に、尖圭コンジローマの原因のHPV2種類が追加)」は、HPVで発症する子宮頚がんの65.4%をカバーするが、20年承認の9価はそれを大きく上回る。定期接種の場合、これまでは3つのワクチンからどれかを選ぶ形になっていたが、今後は9価一本になる。


















