マムダニNY市長が就任100日で見事な手腕 富裕層課税に道筋、トランプ大統領も怒らせず成果も出す
「アメリカ全体は暗いけれど、ニューヨークにだけは明るい兆しがある」
ある市民はこう語った。
その期待を一身に集めているのが、就任100日を迎えたマムダニ市長だ。34歳の市長は、次々と公約を現実に変え始めている。
乳幼児保育の完全無償化は、これまでの4歳児以上向けに加え、3歳児以上でほぼ整備され、2歳児への拡大が始まっている。市民に安価な食品を提供する市営スーパー構想も、具体案が示された。有権者にとって大きいのは、アフォーダビリティー、「普通に働けば住める街を取り戻す」という公約が、現実として動き出したことだ。
さらに、最大の壁だった税収確保にも、突破口が開かれつつある。
市長は、大企業や富裕層への増税を掲げてきたが、これは極めてハードルが高い。税法を変えられるのは市ではなく州であり、ホークル州知事は慎重姿勢を崩していなかった。ところがここにきて、両者は意外な法案を打ち出した。
■年5億ドルの規模の財源確保


















