「カメ止め」に続く、いま観るべきは「中編映画」だ

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 豪華な俳優陣と有名な原作を持ってくるメジャー会社の長編映画とは違って、中編作品はそれぞれの映像作家が、個性と独自のアイデアで勝負しているのが面白い。思えば鬼才・実相寺昭雄が、大島渚の脚本を得て初監督した映画「宵闇せまれば」(1969年)も43分の中編だったし、太田光も出演した篠原哲雄監督の初の劇場映画「草の上の仕事」(1993年)も42分の中編だった。他にも中編をバネにステップアップしていった名監督は多いわけで、そういう意味でも次代を担う才能を発見する作品として、気軽に楽しめるエンタメとして、増え始めた中編映画は今後注目を集めていきそうだ。

(金澤誠/映画ライター)

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