阿部監督が漏らす“弱気な言葉”…巨人打線は深刻「虎恐怖症」抱えたまま前半ヤマ場の直接対決3連戦へ
交流戦は12チーム中11位とパッとしなかった巨人。セとの戦いに戻った途端、DeNAを3タテと息を吹き返した。
きょう1日からは敵地・甲子園に乗り込み、3.5ゲーム差の首位阪神との3連戦だが、今季は4勝8敗と分が悪い。
阪神の先発は才木、大竹、ドラフト1位ルーキー伊原(NTT西日本)が投入される見込み。「分が悪いのは、阪神投手陣を打率.224とさっぱり打てないから」と、さる球界関係者がこう続ける。
「1日の初戦に先発予定の才木は、中13日と休養十分で『技術的なところと見直すところがあった』と空いた時間を有効的に使えたもよう。その才木に巨人は今季2試合で0勝2敗、防御率0.00と完全に抑え込まれている。前回甲子園で対戦した5月20日には、129球で5安打完封勝利を献上するなど圧倒された。嫌なイメージしかないでしょう」
2戦目以降の大竹、伊原も打ちあぐねている。
「大竹とは今季初対戦だが、23年に7回7三振を食らって黒星を喫した。大竹の連勝を止められず、結果として阪神にリーグ優勝を許した。昨年は岡本と坂本が本塁打を放って黒星をつけたものの、岡本は現在長期離脱中で、坂本は出たり出なかったり。この打線では大竹は怖さを感じないでしょう。ドラ1ルーキー左腕の伊原にも今季2試合で防御率1.29と攻略できていない。阿部監督は『阪神の投手はみんないい。岡本が戻ってくるまでゲーム差を離されないようにしないと』と周囲に漏らしているそうです」(同)