著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(23)大谷翔平を撮ってみたい。どう撮るか。当たり前に撮っちゃうんだろうな

公開日: 更新日:

 作家・増田俊也氏による新連載スタート。各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇

増田「こうして話していて思うんですが、典明さんは写真だけの人じゃないんですよね。文章の人ですよね。論理を常に組み立てて組み立てて組み立てて動かしてる」

加納「そんなこと言われるのは初めてだな」

増田「いや。かなりの部分、こっち側(作家)の人間ですよ。文章の感性がすごいと思う。考えるとき映像だけではなくて文章を組み立てながら話してますね」

加納「技術的に考えてるわけではないですけどね」

増田「技術的といえば、イチローのことはあんまりよく言ってなかったですけど、それは何か理由があるんでしょうか」

加納「なんかで言いましたっけ」

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