ドジャース大谷「リアル二刀流」翌日に打撃サッパリの深刻…得意の6月は物足りない成績で終了
打つ方は小休止といったところか。
日本時間30日のロイヤルズ戦はリーグを代表する左腕のクリス・ブービッチ(27)に封じられた。
最初の2打席は左腕の変化球にタイミングが合わず、外野フライに打ち取られると、五回1死一塁で迎えた第3打席は遊ゴロ併殺。進塁打すら打たせてもらえなかった。七回には3番手の救援左腕セルパの外角に沈む変化球に空振り三振。
今季、大谷はこの試合の前まで、左腕に対し打率.319、6本塁打、14打点と結果を残してきたが、ロ軍の2人の左腕に4打数無安打1三振で、2試合連続ノーヒット。大谷が2戦連続無安打に終わるのは18日のパドレス戦以来、今季4度目。
エンゼルス時代には、リアル二刀流をこなした翌日の試合でバットから快音を響かせるケースは少なくなかったが、今季は一発こそ放っているものの、13打数1安打2打点、6三振の打率.077とサッパリだ。
これで6月は終了。過去、2021、23年と2度の月間MVPを受賞、昨季は12本塁打を放つなど得意としてきた6月だが、打率.276、7本塁打、17打点、0盗塁と、大谷にしては物足りない数字に終わった。