投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方
大谷翔平(30=ドジャース)が、日本時間29日のロイヤルズ戦に先発することが決まった。
投手復帰後、今回が3度目の登板。敵地(カンザスシティー)での先発は初めてだ。ロバーツ監督によれば「何イニングかは決まっていない」そうだ。
17日と23日、過去2回の登板はともに1イニング。大谷の後はいずれもキャスペリアス(26)が引き継ぎ、3回3分の2と5回を投げて、2日とも勝利投手に。キャスペリアスはその後、登板していないだけに、今回も同様、大谷の後を任されるのだろう。
「1週間に1回投げつつイニングを少しずつ伸ばしていけたら、ブルペンの負担は少しは減るのかなと思う」
大谷は投手復帰に際してこう言っているが、本当にそうか。
現在、先発で固定されているのは山本(26)、カーショウ(37)、メイ(27)の3人。基本は5人ローテだから、あとの2人はオープナー。大谷は決まりで、もうひとりリリーバーを先発で起用しているのが実情だ。