芥川賞作家も貧困を訴える厳しい現実…吉本ばななの赤裸々エッセーが波紋、柳美里も「時々、家の電気が止められる…」の衝撃

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貧困に陥る理由は「経営感覚」の欠如か

 こうした状況の一因について「作家は『創作すること』には注力できるが、『経営感覚』を持つ余裕がない」と指摘する。

「作家は先々のライフステージにおける資産形成について考えていく必要がある。初版の売り上げから老後資金まで、全体を見据えた経営感覚が必須になったのでしょう」

 また、吉本ばななの有料noteでの作品発表に関して一部では疑問の声も上がったが、今後はさらに重要な収入源になると予想する。

「危機感を感じ、有料noteだけではなくTheLetterなどのメルマガサービスを開始する人が増えています。作家が創作だけで飯を食べるという時代は、終わったんです」

 過去、SNSで「図書館で借りるのは売上に貢献していない」という発言が論争になったことがある。当時は反発も大きかったが、事情を知ればその切実さも理解できるだろう。

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