東京の下町3兄弟「足立・葛飾・江戸川」安さだけじゃない意外な魅力 問題視された治安は今や改善
東京23区の東側に位置する足立区、葛飾区、江戸川区は、下町らしい風情が残り、物価や家賃が安い。そんな印象を持ちつつも、治安の面で不安を感じる人もいるかもしれない。しかし、この3区における人口あたりの刑法犯認知件数は、新宿区や渋谷区、上野を抱える台東区などより低い水準だ。不動産価格も23区の中では比較的安いだけに、イメージを改めるべきで、「下町」「安さ」以外にも魅力がある。
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まず、注目したいのは自然の多さだ。東京23区の大規模公園を見ると、「水元公園」(葛飾区)、「葛西臨海公園」(江戸川区)、「舎人公園」(足立区)など、3区に大きな公園が集中している。
中でも水元公園は、全長1キロを超えるポプラ並木、1500本以上のメタセコイアの森、水路や池が織りなす水辺の景観、広大な芝生の広場など、都内にいながら水郷の風景と豊かな自然を味わえる。バードウオッチングの名所で、季節によって桜・花菖蒲・スイレン・あじさい・紅葉が楽しめ、サイクリングやバーベキューもできる万能型の公園だ。
3区とも川に囲まれており水辺の風景に恵まれている。一帯を流れる荒川や江戸川は河川敷がとても広く、土手に上がれば遠くまで空を見渡せ、空と水面のまぶしさに癒やされる。江戸川区に住んで15年になる40代男性が言う。
「ダイエットで江戸川の河川敷を走っていると、同じようなランナーがたくさんいて、大会もよく開かれています。自転車のツーリングも多いですね。夏には花火大会も開かれるんです。河川敷で花火を楽しめるのは、地元の特権ですね」
花火大会は、足立区、葛飾区でも開かれる。
さらに江戸川区側には葛西臨海公園のように海に面した大規模なレジャースポットもあり、「川と海の両方に開かれた東京」という独特の地形を備えている。


















